今、SNS上で、水族館飼育スタッフによる恋愛相談が反響を呼んでいる。しらべぇ取材班は、すみだ水族館から話を聞いた。
■「ホストに恋をしてしまいました」
「ホストに恋をしてしまいました。1000万円使っても好きになってもらえません。どうしたらいいでしょうか」という29歳女性による相談。
クラゲ担当飼育員は、「ホストとお客さん、魚たちと飼育スタッフの関係って似ている気がします」として上で、「私たちは愛情を持って魚たちのお世話をしていますが、魚にとって私たちは『ゴハンをくれる人』と認識されています」と回答。
さらに、「それでも私たちは一生懸命お世話をします。好きだから」「要するに見返りを求めてはいけないということですね」と続けた。このツイートには、24日午後7時現在、36.2万件のいいねが押されている。
関連記事:水族館のサメが他の魚を食べない理由は… 小魚たちとの関係も明らかに
■「SNSの特性に驚いている」
東京スカイツリータウン・ソラマチの5F・6Fにあるすみだ水族館。広報担当は、今回の反響に関して「たまたま一般のお客さまにSNSに取り上げていただいたことで、多くのお客さまにご覧いただくことができました。改めてSNSの特性に驚いています」と話す。
今回のような企画の歴史については、「昨年の12月より開催した、冬の水族館デートをサポートするイベントが初めて。その後、ちょうどバレンタインの時期にあたる、ペンギンたちの恋の季節にちなんだイベント時に開催したりと、シーズンごとに何度か開催してきています」と述べた。
水族館内には、多くの相談と回答が掲示されているそうで、その内容については、「飼育スタッフならではのアイディアで回答していますので、いきものにまつわる回答は多めな印象です」とのこと。
■「律儀なところが泣けてくる」
ネット上では、「ちゃんと受け答えしてくれる飼育員さんやスタッフの人たちの律儀なところが泣けてくる」「クラゲ担当さんの意見がまっとうすぎてうけた」といった声も。また、「クラゲ担当さんのファンになりそう」といった好意的な意見が相次いでいる。
———
Source: ニュースサイトしらべぇ