カメが長生きな理由をチコちゃんがズバリ解説 納得の声相次ぐ

チコちゃん

20日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なぜカメは長生き?」に注目が集まっている。

動物には種類ごとに平均寿命がある。カメは長生きというイメージを持っている人も多いだろう。しかし、長生きする理由について知っている人はどのくらいいるのだろうか。


■「心拍数が少ないから」

チコちゃんのテーマへの回答は「心拍数が少ないから」という。生物の寿命と心拍数には大きな相関があるようだ。心拍数が遅い動物は代謝が少ない。代謝が少ないということは過剰な活性酸素がしないため、老化も穏やかだという。

では、代謝や活性酸素とはなんだろうか。動物は呼吸をして酸素を取り込み、食べ物と結びついてエネルギーをつけることを代謝と呼ぶ。

代謝に使われなかった酸素は、ものを酸化させる力が強い活性酸素となる。活性酸素はがん細胞やウイルスを攻撃する免疫作用があるが、活性酸素が多いと攻撃する必要のない細胞まで攻撃してしまう。

心拍数が多いと、呼吸が増えて酸素の量が多くなる。そうすると活性酸素も多くなり、老化や病気の原因となって、寿命が短くなるという。


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■動物たちの心拍数を測定

番組では、説を実証するために動物園で様々な動物たちの心拍数を測定することに。人の心拍数は1分に大体60~70回となっている。寿命が2~3年のねずみは心拍数が428回、8~10年と言われるうさぎの心拍数は246回。寿命が15~18年のヤギは86回、20~40年の馬は36回。

寿命と心拍数には相関があることが照明される実験だった。最後にテーマとなったカメの心拍数は8と極端に少ないことを紹介し、テーマを締めた。


■解説に納得

寿命と心拍数に大きな関係があるというチコちゃんの解説に「なるほど。そういうことなのか」「小さい動物が短命なのは心拍数が多いのね」と納得の声が。

番組で行った実験を見て「カメの心拍数少なすぎる」「動物ごとにこんなに違うんだ」と驚きのコメントも多くみられた。難しい解説だけでなく、実験を行なうことでさらにわかりやすくなった。目に見える数値で表現することの大切さもわかる解説となった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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