アメリカ・テネシー州で1日午前、たびたび警察の世話になっていた男がパトカーの目の前で運転中に自身のペニスを切り落とし、車外に放り投げるなどして身柄を拘束された。さらに、意味不明な言葉を口にしていることを、イギリスのメディア『The Sun』『Metro』などが報じている。
■逮捕時の車は血だらけ
この事件は、テネシー州ディカーブ郡のアレクサンドリアで起きた。1台の車がパトカーに追われるなか、州間高速道路I-40に続く道路で停止し、運転手は窓から自身のペニスを投げ捨てるとさらに逃走。警察は、タイヤをパンクさせるためのスパイクストリップを道路に敷いた。
その後、警察はパットナム郡クックビルのタイソン・ギルバート(39)という男の身柄を拘束。逮捕時は下半身ばかりか、運転席も血で赤く染まっていたという。
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■ペニス切断で罪滅ぼし?
ギルバート容疑者は軽微な犯罪も含め、たびたび警察の世話になっていた。その愚行の理由について問われると、「肉刑(身体刑)で世界が救われるんだ。カーラジオで『世界を救うため自傷行為をする』というフレーズを聞き、インスパイアされた」などと説明した。
州ハイウェイ・パトロール隊のボビー・ジョンソン氏は、「容疑者はペニスを失った体で運転し、ひたすら逃げようとしました。スパイクストリップがタイヤに食い込んでも、なおも低速で走り続けました」と話している。
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Source: ニュースサイトしらべぇ