小さな集落で嫁が次々と自殺 「お前の実家は貧乏」「浮気か」と追いつめる夫たち

絶望する女性

都市部なら、本人たちが恋に落ちて結婚というパターンが多いインドだが、地方部では、有力者の縁談を元に親が結婚を決めることがいまだに多いという。そのため片方、特に嫁が精神的苦痛を訴えても離婚は容易ではなく、自ら命を絶つケースもある。

パンジャブ州のごく近い集落で、そうした悲劇が相次いでいることを『Times Now News』『Latin Times』などの海外メディアが報じた。

■離婚より死を選ぶ嫁たち

嫁が幼いわが子を残して自殺するという悲劇が、パンジャーブ州ルディヤーナー周辺の2つの集落(コロニー)から相次いで伝えられた。

8月下旬にはナンデブという集落で、続いて南西に進んだゴビンドガー村のジートという集落で今月5日に起きたが、いずれにおいても、夫の嫌味な性格が妻を精神的に追い詰めていたことが遺書などからわかっている。

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■夫ばかりか義母までが…

ナンデブ・コロニーのケースでは、結婚後しばらく夫婦仲は順調だったが、少し前に夫が失業。すると義母と夫は、妻に「おまえの実家が貧しいから結婚持参金(ダウリー)が少なかった」と嫌味を言うようになった。

8カ月前には「実家に戻れ」と命令され、妻は未亡人で独り暮らしだった姉の家へ。結婚5周年を祝う日にも、「持参金さえ多ければ」などと実家の悪口を言った夫に耐えかね、妻は3歳の娘を残し自宅で首をつって自殺した。まだ28歳だった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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