高市早苗・元総務相が8日、衆議院第一議員会館で自民党総裁選への出馬会見を開いた。
■安倍晋三前首相が全面支援
会見前に、事務所関係者からは「高市氏が記者を指名する」「1時間ほどで会見を終える」との説明があった。
安倍晋三前首相が全面支援していることに加え、国防、靖国参拝、歴史教科書見直しなど保守的な政策を掲げているため、日本文化チャンネル桜も生中継するなど、いわゆる右寄りの人々がライブ配信を見守った。
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■膳場貴子アナが詰問
事務所関係者がまず指名したのは、TBS『報道特集』でキャスターを務める膳場貴子アナウンサー。膳場氏はまず、「政権構想では、経済的な弱者や格差の解消にほとんど言及されていない」とバッサリ。
さらに、2012年「創生日本」の研修会での「さもしい顔をしてもらえるものはもらおうとか、弱者のフリをして、少しでも得をしようと、そんな国民ばかりいたら日本が滅びる」という発言について、「弱者への視点が欠けている不安、批判の声がある」と質問・指摘した。
高市氏は、「私に対して非常に色がついていると見られるというご指摘だが、これが私です。私は私の信念を持って、政策を発信してまいりましたし、実行もしてきた」と防戦。
「今のありのままの私を、みなさまがどう評価していただけるのか、あんなんじゃダメだぞと言われるのか、そのまま自然体でいていいんだよと言ってくださるのか、それは分かりませんが、これまでのことも含めてこれが私でございます」とかわすのが精一杯だった。
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Source: ニュースサイトしらべぇ