娘をこよなく愛し、その成長を誰よりも楽しみにしていた1人の父親。しかし、彼はもうこの世の人ではない。8歳の誕生日を迎えたインド・カルナータカ州の少女の行動が、人々の胸を熱くさせていることを『ETV Bharat』『Times Now News』など同国のメディアが報じた。
■パパっ子だった娘
カルナータカ州コッパル県のクシュタギという町に暮らしている、スパンダナちゃん。このほど誕生日を迎えたばかりの、大変かわいらしい8歳の少女だ。
その誕生日の日、母親がバースデーケーキを買ったところ、スパンダナちゃんは「大好きなパパと一緒に食べたい」と言い出した。だが、父親のマヘシュ・コナサガラさんは今年5月、新型コロナウイルス感染症で命を落としていた。
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■動画に涙する人々
父親が眠る墓地に、バースデーケーキを持って行くことにしたスパンダナちゃん。
その様子を母親が撮影してSNSに動画を公開すると、あっという間に「なんという優しい女の子。涙が出てくる」「こんなかわいい娘を残してあの世に行くなんて、父親もどれほど無念だったことか」と反響を呼んだ。
大手メディアも話題を取り上げたため、現在この話題は世界に拡散中だ。
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Source: ニュースサイトしらべぇ