毎年ホテルを利用し、必ず同じ部屋に宿泊していた外国人客。その客が死亡しホテルの従業員に遺産を残していたことを、『The Mirror』などイギリスのメディアが伝えた。
■常連だった外国人客
トルコで暮らすタスキン・ダスダンさんは、1990年からホテルのベルボーイとして勤務。真面目に働くタスキンさんを、毎年やって来ては同じ部屋に宿泊していたイギリス人男性も、高く評価していたようだ。
その男性が、今年に入り死去。ホテルにも「亡くなりました」という連絡が入ったというが、タスキンさんはそのとき思いもよらぬ話を聞き腰を抜かした。
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■舞い込んだ遺産
亡くなった客は裕福だったらしく、遺産の配分については生前しっかりと考えてあったようだ。中でも気に入っていたタスキンさん、そしてタスキンさんの同僚たちにお金が渡るよう手配してあったというが、「大部分はタスキンさんにあげたい」と決めてあったという。
具体的な金額については伏せられているが、遺産を受け取ったタスキンさんはすぐに仕事を辞めても困らないほどお金持ちになったという。
タスキンさんはメディアの取材に対して、「あのお客様には家族のように扱っていただきました」「僕の子供たちの教育費に…とお金をくださったこともあったのです」と明かした。
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Source: ニュースサイトしらべぇ