ひろゆき氏、救急出動できない異常事態を懸念 「東京に住んでると助からない可能性」

西村博之・ひろゆき

27日、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)開設者の「ひろゆき」こと西村博之氏が自身の公式ツイッターを更新。東京都内で、救急車を出動できない異常事態が発生していることについて見解を述べた。

■救急車を出動できない異常事態

新型コロナウイルスの感染急拡大に歯止めがきかない今、東京都内では、救急要請があっても救急隊が出動できないといった異常事態が起きている。ネット上では、都内勤務の医療従事者がSNSにあげた悲痛な訴えが話題に。

投稿には「たとえ緊急治療が必要な状態でも、救急車が出動できない現実もあります。消防庁のメッセージは“命のメッセージ”だと知ってほしい」「長年、救急に携わってきましたが、こんなことは初めて。異例を超えて、もう異常事態としか言いようがありません」と医療現場の深刻さが伝わってくる。

投稿した医療従事者の務める病院では、受入要請数が連日100件以上にのぼり、そのほとんどが新型コロナ関連であるという。さらに今、救急患者を受け入れる医療機関がすぐに決まらない「搬送困難」といった最悪のケースも深刻化している。

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■「東京に住んでると助からない可能性」

ひろゆき氏はそのことを取り上げたニュース記事を引用し、ツイッターを更新。「新型コロナとは関係なく、出血の多いケガや、くも膜下出血や心臓麻痺など、早く病院に行かないと命に係わる病気の人は、東京に住んでると助からない可能性高いということですね」と吐露。

この異例の状況に、ユーザーも「ほんとに必要な時に救急車が来てくれない日本なんて想像できませんね」「救える命も救えなくなる事態…恐ろしい現実です」と反応を示す。

また数ヶ月前に救急車を呼んだというユーザーからは、「すぐに救急車は来ましたが、搬送先を探すのに30分かかりました。乗って待っているのも私も辛いし、必死で搬送先を探す隊員も大変辛そうでした」とリアルな実体験についても書き込まれている。

■東京消防庁が呼びかけ

東京消防庁が公式ツイッターにあげた23日、25日の投稿では、「救急車の出場要請が急増中」との記載があり、「本日14時30分の時点で、救急車の出場率が80%を超えています」「救急車の適正利用にご協力お願いします」などの呼びかけも行っている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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