予約なしワクチン接種で渋谷パニック 担当者は「午前4時から職員配置」

渋谷ワクチン接種

東京都は、新型コロナウイルス感染症対策の有効な手段であるワクチン接種を一層加速するために、都内各地における大規模接種会場の開設を進めている。

27日からは若者を対象にした予約なしでのワクチン接種会場を渋谷に開設したが、一時パニック状態となった。

■毎日予約なしでワクチン接種

東京都は、今月27日から10月8日まで、土曜・日曜・祝日も含め毎日(ただし毎週月曜日および9月12日、10月3日は除く)、渋谷区立勤労福祉会館2階に接種券と身分証を持ち込めば、予約なしでワクチン接種が受けられると今月20日に発表。

対象は都内在住、在勤・在学の16歳~39歳、時間は午後0時から午後8時まで(最終受付午後7時半)。ファイザー社製のワクチンが使用され、1日200人程度と告知していた。

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■早朝から大行列

開場前には、27日午前4時の時点で約20人が並び、午前7時半には300人を超える人が集まったため、都は整理券を300人に配布し、受付を締め切った。しかし、整理券をもらえなかった一部の若者が職員に対して「おかしいだろ」などと叫ぶ事態となり、警察が出動。

渋谷・ワクチン・警察官

■500人程度に増やすことは不可能

しらべぇ編集部の取材に対して、都の大規模接種推進担当は「午前4時から職員を現場に派遣したが、300人以上が並ぶ結果となった。整理券配布後はいったん解散してもらった」と話す。

渋谷ワクチン接種

また、「会場のキャパシティの関係で、500~600人に増やすことは困難。明日以降についてどうしていくか現在検討中で、午後の知事会見などでお知らせしたい」と述べた。

ネット上では「予約なしでは、こういう事態になる」、「熱中症は大丈夫なのか」といった声もあがっている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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