【正論】岸田文雄氏「今の資本主義で豊かになるのは株主と経営者だけ。トリクルダウンは起こらず、格差が広がった」

コロナ トリクルダウン アベノミクス 新型コロナ 分配に関連した画像-01
──6月に「新たな資本主義を創る議員連盟」を立ち上げました。

 アベノミクスは日本の経済を成長させた大きな政策だったと思っています。
ただ、現代の資本主義は子どもの貧困をはじめ格差の問題、分配の問題が大きな課題です。
こうした格差によって消費が拡大しない、経済の好循環が完成しない。格差によって政治や社会が不安定になっていると指摘されてきました。

 そして新型コロナが追い打ちをかけ、格差を拡大させてしまった。
これからまた経済を成長させることを考えた場合、分配についてもしっかり考えていかないと、ますます今の資本主義の問題点を大きくしてしまう。
格差の問題に適切に対応することによって、社会の一体感をしっかり確保していく必要があると強く思っています。

──どんな政策を考えていますか。

 民間における分配を考えた場合、株式会社のありようも考えなければいけません。
新自由主義・市場原理主義のもとで、成長の果実は株主、あるいは経営者が独占することが正義であるかのようになっています。
そうではなくて、従業員や地域、取引先など様々なステークホルダーに果実が分配される株式会社、資本主義を考えていく必要があります。

──アベノミクスでは、豊かな者が富めば貧しい者にも富が滴り落ちるという「トリクルダウン」が言われていました。

 アベノミクスだけじゃなくて、小泉政権時代の新自由主義、経済対策が成長という意味では、大きな意味があったと思います。
ただ、トリクルダウンは起きると言ったけれど、少なくとも今はまだ起きていない。新型コロナで格差が大きくなったんだから、より分配を意識しないといけません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9805b0336d0c6b5092100c858229b2aa6a3d9a27?page=1
※上記リンクより、一部抜粋。続きはソースで

document.write(” + ”);

———

Source: アルファルファモザイク

【正論】岸田文雄氏「今の資本主義で豊かになるのは株主と経営者だけ。トリクルダウンは起こらず、格差が広がった」

話題の情報

インターネットクラスター
タイトルとURLをコピーしました