新型コロナ自宅療養者に無料配送する”ポカリ届け隊”に聞いた 「1~2時間で玄関前に」

ポカリ届け隊

23日現在、東京都内の新型コロナ感染による自宅療養者数は約2万5千人で、入院・療養等調整中も約1万1千人いる状況だ。特に感染した単身者などの食事をどうしていくのかといった問題も生じている。そんな中、自身の感染経験を生かして、無料サービスを始めた若者がいる。

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■新型コロナに感染してわかったこと

新宿でBARを経営する川原さんと藤井さんは、緊急事態宣言の影響から8月からは店を全面的に休業中。藤井さんは8月上旬に新型コロナウイルスに感染し、自宅療養を経験した。高熱が4~5日続いたが、東京都からの配食サービスという名の支援物資が届くのに、5日程度かかったそうだ。

その間は近くに住む川原さんが、ほぼ毎日ポカリスエットやゼリー飲料を届け続けた。その後届いた支援物資のダンボールの中には、パスタやコーヒーなど、高熱のときにはおよそ食べられないようなものがほどんどだったという。

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■日持ちするものをストック中

東京都感染症対策部は、しらべぇ編集部の取材に対して「感染者が急激に増えたことによって、8月1週目の後半まで配送が滞ってしまい、4日程度かかってしまった。この点は大変申し訳なかった」と話す。

「現在は配送業者を1社から2社へ増やして、保健所から依頼があってから2日で届くオペレーションになっている」と語った。

また、支援物資の中身については、「当初は軽い症状の人たちが自宅療養というイメージだったため、日持ちするものを在庫としてストックしていた。おかゆは入っているが、症状が重い人向けのメニューも今後検討していかなければならない」と述べた。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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