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【八丁味噌】木桶で2年以上熟成の本家本元を名乗れなくし、ステンレス人工加温3カ月即席をブランド化、日本官僚のバカさ加減

日本の官僚のバカさ加減を改めて思い知らされた。どんな記事か、要点をまとめてみる。
タイトルは「GI『八丁味噌(みそ)』、本家を除外」というもの。
語り手は、まるや八丁味噌(愛知県岡崎市)社長の浅井信太郎氏である。海外では「ミスター・ハッチョウ」として知られる人である。(文 作家・江上 剛)

浅井氏は言う。50年にわたって、海外の販路を切り開いてきたのに、「国によって大きく道を塞(ふさ)がれるのは無念、残念としか言いようがありません」。
何が無念、残念なのかというと、農林水産省が進めるGI(地理的表示)保護制度で、「八丁味噌」を名乗れなくなりそうなのだ。

まるや八丁味噌は、南北朝時代の1337(延元2)年以来、684年もの長きにわたって、カクキュー(合資会社八丁味噌、同市)とともに八丁味噌の伝統製法にこだわってきたという

(私でさえ、この2社が八丁味噌の本家本元だと知っている)。
そもそも八丁味噌の名前は、徳川家康が生まれた岡崎城から西に八丁(約870メートル)の距離にある味噌屋であることから付いたという。
問題の経緯を浅井氏の話に基づき記す。

(1)2015年、当社は農水省のGI制度が始まると知り、八丁味噌をGI登録するべく申請した。
(2)16年、農水省から八丁味噌の産地を愛知県全域に広げるとの要請があった。
(3)農水省から(2)の理由を説明してもらえなかったため登録留保。
(4)17年3月「このままだと登録困難」の連絡。
当社は、GIガイドラインに「産地に関わる利害関係者の合意形成が必要」とあるため、八丁味噌を愛知県全域に拡大するとなると、製法、品質に幅があり過ぎ、八丁味噌のブランドを守れないため、合意できないとの姿勢だった。
(5)17年6月14日、合意できないため、GI登録申請取り下げを農水省に申し出る。農水省から取り下げを6月12日にするよう要請される。
6月15日に愛知県全域の味噌メーカー協同組合のGI申請公示。
合意がないにもかかわらず、農水省はGI登録を強行する姿勢が明らかになる。そのため、当社の申請を6月12日に取り下げさせた(何というこそくさか!)。
(6)当社、カクキューおよび岡崎市役所、岡崎市商工会議所が愛知県組合のGI申請を認めるべきではないとの意見書提出。
(7)17年12月15日、愛知県組合のGI申請が登録される。農水省は欧州連合(EU)に対して、日本側の48に上るGI産品を公表。その中に八丁味噌も含まれる。
◆ステンレスおけもOK
(8)農水省は、当社などに対し、岡崎の八丁味噌もGIに含めたいとの連絡。
学識経験者が八丁味噌のオリジナルは岡崎であると認めたが、農水省は岡崎の伝統製法は「ミニマム基準」と説明。当社などは納得せず。
「岡崎で続けてきた伝統製法は、じっくり2年以上の熟成期間が必要」であり、そのために味噌の木おけの上に載せる重石の石の積み上げ方にも熟練の技が必要である。
ところが農水省は、ステンレスおけで人工的に加温し、3カ月で即席熟成させたものも、八丁味噌であるとEUに公表。
(9)19年2月、GI法改正で「先使用権」が制限され、GI対象の組合製品でないと7年後には八丁味噌と名乗れないことになる。
(10)同年8月、当社などは行政不服審査会に主張書面を送付。翌月、同審査会から農水省の判断が妥当ではないと当社などの主張を認める答申が出るが、農水省の結論は変わらず。
この結果、八丁味噌の本家本元が八丁味噌を名乗れなくなるのだ。何ということだろうか!

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082200177&g=eco
※上記リンクより、一部抜粋。続きはソースで

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Source: アルファルファモザイク

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