「ファイザー製ワクチンは劣るとの落胆不要」 対デルタ株効果の新情報が続々【前編】

コロナワクチン

世界で猛威を振るう新型コロナウイルスのデルタ株。対抗手段として、現時点で最も評価されているのはワクチン接種だ。だが、少し前のイスラエル保健省の発表をきっかけに、デルタ株に対するファイザー製ワクチンの評価が下がってきた感が否めない。

同ワクチンを打った人たちはショックを受けているとも伝えられるが、そんな中で今、「落胆は不要」という調査研究の結果が続々と発表されている。

■「ファイザー製は効果が低下」

イスラエルの保健省が、「対デルタ株で、ファイザー製ワクチンの感染予防効果が大幅に低下し、64%にまで下がったと考えられる」と発表してから約1ヶ月半。

さらに、アメリカ・ミネソタ州を本拠地とする有名なメイヨー・クリニックは、アメリカの5万人以上を対象とした最近の調査で、「感染予防効果はモデルナ製ワクチンで76%、ファイザー製は42%にまで低下する。重症化の予防効果はモデルナ製が81%、ファイザー製が75%だ」と発表。

やはりファイザー接種者を落胆させていた。

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■死者はほぼ全員が未接種者

アメリカ・疾病予防管理センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長は、このほど健康医療系ウェブサイト『healthline』の取材に応じ、「アメリカで2回の接種を完了した人は1億6700万人以上だが、今年1月以降、コロナが原因で死亡した人の99.5%がワクチン未接種者だ」と述べた。

2回の接種を完了しても感染する「ブレイクスルー感染」も気になる。新規感染者に占めるブレイクスルー感染者の割合を全州で急ピッチで集計中だといい、現時点で最も割合が高いのはアラスカ州の0.29%。だが、彼らは重症化や入院を回避しているという。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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