東京都内の入院調整に関わる医師がNHKの取材に応じ、重症の患者の入院調整が厳しい状況になっていると話しました。
この医師によると、その日に重症の患者を受け入れられるICU=集中治療室の空き病床の数について医療機関から来る報告は、最近では1日1床や2床しかないということです。
これに対して、入院の要請は80件や90件来ることもあり、入院調整が厳しい状況に追い込まれているということです。
この医師は「都内の重症患者の病床は私の感覚だと“満床”状態だ。受け入れられるという報告が来ていない医療機関にも片っ端から電話をかけて朝から受け入れのお願いをしている状態だ」と話しています。
そのうえで、最近の傾向として「自宅療養中の患者がいきなり重症となり、入院先を探すケースが多い。これまでにはなかった傾向だがそれでもすぐに入院につなげられないケースもあり、祈るような気持ちで乗り切っている」としています。
さらに、最近の入院調整の状況については
「そもそもすぐに受け入れられる病床がなく、最近は調整機能を失っている。新型コロナ以外の手術など通常の医療をすべて止めるわけにもいかないので、空いている病床数があるように見えても現実的には余裕はない」
と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210817/1000068991.html
※上記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
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Source: アルファルファモザイク