日に数回の自慰をしていた51歳男性 直後に激しい頭痛と嘔吐でくも膜下出血に

自慰・マスターベーション

1日に何度も繰り返し自慰にふけっていたという51歳の男性が、その直後にかつて経験したことのない激しい頭痛に見舞われ、さらにいきなり嘔吐した。血圧も高めで、年齢的にも脳血管の病気について無知ではなかった彼は、自らの意思で病院に急いだという。

■英紙が注目した症例

脳卒中および脳血管疾患の医学雑誌『Journal of Stroke and Cerebrovascular Diseases』に今年1月に掲載された、「自慰中に起きる内頸動脈解離」というレポート。

それを大手メディアの『Metro』が23日に、さらに『Mail Online』が24日に報じ、イギリスの中年男性の間で今、大きな波紋を広げている。

男性は愛知県に暮らす日本人。1日に何回も自慰を繰り返していたが、ある時その直後に激しい後頭部の痛みに見舞われ、嘔吐もあり、まっすぐに歩けなかった。ただ事ではないと察し、ただちに大病院へ向かったそうだ。

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■過呼吸状態から血圧が上昇

男性に下った診断名は「クモ膜下出血」。診察が早かったこともあり、2週間の入院で病院を後にした。原因としては、血圧の急激な上昇が指摘されたという。

この件について、ロンドン大学附属キングス・カレッジ病院 の脳神経外科医であるダニエル・ウォルシュ博士は、「くも膜下出血の3.8~14%が、自慰がきっかけとなって起きたと考えられている」と説明。

自慰や性行為で過呼吸状態になると二酸化炭素の量が低下し、血管が収縮して狭くなる。そこで血圧が急上昇し、出血を招いたと考えられるという。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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