歯科医院に勤務していたアメリカ・ネバダ州の女が、大金を盗んだあげく、“歯科医”を名乗り、無免許で抜歯などの治療を行っていたことがわかり、このほど逮捕された。『FOX10 NEWS』『DAILY NEWS』など海外メディアが報じている。
■深夜にアラームが作動
逮捕されたのは、ネバダ州ワショー郡の歯科医院に歯科助手として勤めていたローレル・アイヒという42歳の女。
郡保安官事務所によると、5月3日の夜にサンバレー・ブールバードに位置する『デザートバレー・デンタル』で、セキュリティアラームが作動。警備員が駆けつけると、窓ガラスが割られてドアが開き、何者かが侵入した形跡があったという。
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■無免許で抜歯13本
被害を確認したところ、2万2,861ドル(日本円にして約250万円)相当の現金と小切手が盗まれていることがわかり、警備員が警察に通報。その後、重要参考人として、以前から強盗の方法などに興味を示していたというアイヒ容疑者が浮上した。
アイヒ容疑者は、無免許であるにもかかわらず患者たちに“歯科医”と名乗ることがあり、病院が廃棄処分した麻酔を持ち去り、計13本もの抜歯を格安料金で行っていたことも判明している。
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Source: ニュースサイトしらべぇ