古市憲寿氏、小山田圭吾の炎上に持論 「いじめという言葉がよくない」

古市憲寿

19日、社会学者の古市憲寿氏が、ツイッターを更新。過去のいじめ告白が批判を受け、東京五輪開会式の楽曲担当を辞任した小山田圭吾の件について、自身の考えをつづった。

■「いじめ」という言葉がよくない

「改めて小山田圭吾の件についてどのようにお考えなのかツイートしていただければ幸いです」とリプライを受けた古市氏は、「『いじめ』に関する報道に思うことはずっと一緒で(これまで何度も発言したり書いてきています)」とツイート。

「そもそも『いじめ』という言葉よくないと思うんです。刑法における暴行罪や傷害罪に当たるなら刑事事件になるべきで、学校空間を聖域にするべきではありません」と問題を提起。

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■持論を展開

続く投稿で、「ここで問題となるには、時間が経過してしまった場合ですよね。和田秀樹さんはトラウマを発症するような事件に関して、時効を長くすることを提案されていたと思います」とした古市氏。

「全ての被害者がすぐに告発できるわけではないからです。ようやく言葉にできるまでに十年、二十年かかることがある」と被害者全員がすぐに通報できるわけではないと寄り添う。

さらに、「一方で、当事者の問題であること、日本は法治国家であることの2点が重要だと思います。私刑は許されないわけですから、当事者が告発したい場合に、それを支援する制度や社会のあり方は大事です。だけどそれを、それこそ『いじめ』のような形で加害者を糾弾するのは反対です」と持論を展開した。

■8割が「いじめは犯罪」

しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,363名を対象に調査を実施したところ、「いじめは犯罪として処罰されるべき」と回答したのは、77.8%となった。

いじめは犯罪として処罰されるべき

いじめをすぐになくすことは難しいかもしれない。だからこそ、古市氏の言うように被害者を支援する制度・社会が作られることが重要だろう。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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