人生とは選択の連続であり、何かを得るためには何かを捨てなければならない…という、非情な決断を迫られるケースも決して少なくない。ツイッター上では、思わず二度見してしまう「扉の呼びかけ」が話題となっていることをご存知だろうか。
■扉に記されていたのは…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・猫太さんが投稿した一件のツイート。
投稿には、漫画やゲームなどに登場する強キャラを連想させる口調で「力が欲しいか」とだけつづられており、本文を見ただけではどういうことかすぐにはピンと来ない。
しかし添えられた写真を見ると、即座に納得。そこには「力はご自由に お持ち帰りください」という文字の浮かび上がった扉が写っていたのだ。
力が欲しいか pic.twitter.com/g25HooAjv5
— 猫太 (@nekotaro21) June 30, 2021
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■「力が欲しいか?」の代表例
前述の通り「力が欲しいか?」とは、フィクション作品の中でしばしば見られる台詞。
登場時のシチュエーションは様々で「仲間や家族を守りたい」と懇願する真っ直ぐな性格の主人公に、敵を退ける圧倒的なパワーを与えるケースもあれば、下に見ていたキャラクターが凄まじい成長ぶりを見せ、その成長速度に焦る早熟系天才キャラが悪魔の囁きに屈し、闇堕ちと引き換えに凄まじいパワーを手にする…などの展開もお約束である。
今回、予想外に改まった口調で出現した「力が欲しいか?」に衝撃を受けたユーザーは多く、件のツイートには「これが…試しの門!?」「人間を超えるのも、随分とお手軽な時代になりましたね」といったリプライが多数寄せられていた。
■実際は「チカラ」でなく…
ツイート投稿主の猫太さんに詳しい話を聞くと、件の神々しい扉は四国某所にて発見したものだそう。
なお猫太さんも後から知ったようだが、「こちらはコイン精米機の隣にある『ヌカハウス』という米ぬかを持ち帰れる建物のようです」と、扉の正体について補足してくれた。
つまり元々「ヌカはご自由にお持ち帰りください」と書かれていたのだが、次第に「ヌ」などの一部表記が剥がれ落ち、世にも丁寧な「力が欲しいか?」が誕生したワケである。
映画『スパイダーマン』に登場する「大いなる力には大いなる責任が伴う」という名台詞を教訓とし、気軽に力を得られる機会があってもまずは一度よく考えてみた方が良いだろう。
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Source: ニュースサイトしらべぇ