小池都知事、無観客開催の東京五輪への見解 「きわめて異例なことになる…」

小池百合子

9日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。無観客開催となった東京五輪についての見解を述べた。

■安心・安全な大会を実現させる

会見終盤、「感染状況や医療提供体制がさらに悪化したとしても、大会の開催自体は続けるということなのか」という質問が飛ぶ。

それに対して小池都知事は、「安心・安全な大会を進めていくということについては、IOCもパラリンピックのIPCも、国や組織委員会や当然私達も同じ思いでございます」と説明。感染状況が悪化しないように、万全の体制を取っていくようだ。

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■ウイルスの流入を防ぐための手段

東京五輪は1万人までの観客を入れて開催される予定であったが、東京都に出された4度目の緊急事態宣言などの影響もあり、無観客開催が決定。

昨日行われた菅義偉首相の会見では、選手団や大会関係者については入国時の検査に加えて、入国後も毎日検査を行い、ウイルスの国内への流入を防ぐと言及していたことから、国としても力を入れて取り組んでいる。

■東京ならではの大会とは…

記者から、「残念ながら無観客の開催となったが、東京ならではの大会をどんな形で作っていくのか」という質問が飛ぶ。

小池都知事は間髪入れず、「アスリートにとっては観客も大会の大きな役割を担っているものだと思いますので、その意味ではきわめて異例なことになる」「今回は時差がある中で同時に配信をするということもありますので、テレビを通じてつながっていくということが、世界の連帯感を醸し出す意味で初めての大会になるのでは」と説明した。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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