11人の子を持つ男性に末期がん宣告 結婚式当日の別れに妻の悲しみは深く

新婦・結婚式・ウェディングドレス
(Antonio_Diaz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

多くの子供に恵まれた男性が体調を崩し、あまりにも悲しい現実に直面した。それでも愛する女性と結婚することを決め会場に向かったが、最後の願いが実現する直前に砕けたことを、『Metro』など海外のメディアが伝えている。

■がん告知と余命宣告

スコットランドでフリーの写真家として働いていたポール・ウィンさん(57)が、いきなり体調を崩した。食べることも苦痛になり、体重は激減。

不安になったため春に検査を受けたところ「がんです」と宣告され、すい臓にできたがんが肝臓と肺に転移していること、また余命は6週~2ヶ月であることも聞かされた。

ポールさんには、子供が計11人いる。そのうち5人の母親であるアリソンさん(38)とは21年にわたって交際しており、7月には結婚を予定していた。しかし余命が短いことを知ったポールさんはアリソンさんと話し合い、予定より早く式を挙げることを決めた。

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■結婚式の日に他界

準備を整えたふたりは会場に向かったが、ポールさんの体調はその日とりわけ悪かった。それでも会場に用意された椅子に座り夫婦になる瞬間を待っていたというが、ウェディングドレス姿のアリソンさんが息子に付き添われポールさんに歩み寄ると、すでに事切れていたという。

驚いたアリソンさんは何度も名を呼んだが手遅れで、駆けつけた救急救命士が蘇生を試みても、ポールさんが息を吹き返すことはなかった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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