静岡県・大雨警報で一時32万人に避難指示 狩野川増水で道路標識も危機一髪

静岡豪雨

本州の南に停滞する梅雨前線の影響で、太平洋側では2日大雨となった。これまでの雨で地盤が緩んでいる場所もあり、気象庁は土砂災害に厳重な警戒を呼びかけている。

■30ミリ以上の大雨

気象庁によると、東海や近畿では断続的に大雨となり、静岡県や和歌山県では1時間に30ミリ以上の激しい雨を観測。

静岡県では全域で大雨警報が発令され、2日午前9時現在、静岡市や浜松市、沼津市など8市町村の計15万2千世帯、約32万人に避難指示が出された。浜松市内の狩野川の水位も大きく上昇。

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■道路標識が浸水

狩野川の特に低い地点の道路標識は、河川の増水の影響から、半分程度水につかってしまった。投稿者のオザワちゃみおさんは「ここは大雨になると、川と通路の境界をよく越えるが、ここまで上がってきたのは久しぶり」と話す。

また、「雨がかなり強い時点で通行止の柵が置かれるので、あまり危険性を感じたことはない」と語る。

■明日も大雨に警戒

浜松市道路管理課は、しらべぇ編集部の取材に対して「現場は細い道で坂になっているため、車が行ってしまうと、バックでしか戻ることができなくなってしまう。そのため、早めに通行禁止のバリケードを設けた」と語る。

また、「大雨で浸水しやすい地点のため、国と根本的な対策を検討していかなければならない」と述べた。

気象庁によると、明日3日にかけても、梅雨前線は本州南岸に引き続き停滞し、前線に向って暖かく湿った空気が流れ込む見込み。愛知県や静岡県では、多いところで40ミリの雨量が予想されている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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