富山県の歴史ある寺が火災で消防車両22台出動 目撃者に話を聞いた

火事

26日午前11時半頃、富山県滑川市田中町にある西光寺で火災が起きた。炎の勢いがすごく現場付近は一時騒然とした。しらべぇ取材班は、目撃者や消防から話を聞いた。

■消防車両22台出動

富山県東部消防組合消防本部によると、26日午前11時21分に寺の関係者から「寺から黒煙が出ている」との119番通報が入った。消防車両22台(うち救急車1台)が出動し、消火活動にあたっているが、午後2時現在鎮火には至っていない。

なお、けが人はいないという。鎮火を待って、消防と警察が出火原因を詳しく調べる。

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■あっという間に燃え広がる

この火災を目撃したYUKAさんは「初めは黒煙がのぼっていて、炎の勢いもありあっという間に燃え広がった。その後屋根が崩れ落ちるのが見えた」と話す。

また、「午後0時半頃にはだいぶ煙もおさまってきた」と述べた。現場は富山湾のすぐそばで付近には、商工会議所や銀行、市役所などが立ち並ぶ。

■歴史書や文化財が消失か

西光寺は、県東部で最も多くの門徒を持つ寺院といわれている。1516年に建立され、寺院内には過去に移転や災害により多くの寺宝を失いながらも、今なお守り伝えられている仏画や古文書など多くの歴史書があった。

さらに、本堂、経堂、イチョウの古木などさまざまな文化財も残されており、博物館関係者も今回の火災に衝撃を受けている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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