主力不在でも「山賊打線」爆発の西武 激化するレギュラー争いを制するのは…

西武・辻発彦監督

埼玉西武ライオンズは8日、本拠地・メットライフドームで横浜DeNAベイスターズに8対3で勝利。両軍合わせて24安打の乱打戦を制した。

■9安打8得点の猛攻

先発の松本航投手は毎回のようにランナーを背負う苦しい展開となったが、要所を抑え5回途中11安打2与四球2失点の粘り強い投球をみせた。大量リードで勝ちパターンのリード・ギャレット投手や平良海馬投手を休ませることができたのは、チームとして大きなプラスだ。

打線は愛斗外野手の7号ソロ本塁打を皮切りに、9安打8得点の猛攻。

3試合ぶりのスタメン出場となったコーリー・スパンジェンバーグ内野手が3安打2打点の大活躍で、打率を2割4分7厘まで上げた。今季は3割8分8厘と出塁率(昨季は3割2分6厘)が高いだけに、打撃の調子が上向いてくるとより怖い存在となる。

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■主力選手が戻る頃には…

主力選手を欠く厳しいチーム状況だが、セカンドを守る呉念庭(ウー・ネンティン)内野手は打撃でアピール。ショートを守る山田遥楓内野手は守備で好プレーを連発するなど、代わりに出場する選手がしっかりと結果を残している。

埼玉西武ライオンズ・外崎修汰

源田壮亮内野手や外崎修汰内野手が1軍に合流する頃には、高いレベルでのポジション争いが期待できるのではないか。

■2年ぶりのリーグ制覇に向けて

佳境に入ったセ・パ交流戦。辻発彦監督が掲げた優勝は厳しくなったが、目の前の試合を落とさず2年ぶりのリーグ制覇に向けて頑張ってほしい。

好調DeNAとの3連戦で勝ち越すことができれば、良い流れに乗ることができるだろう。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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