交流戦優勝が見えてきたDeNA 待ち受ける「勝負の1週間」のカギは… 

横浜DeNAベイスターズ・三浦大輔監督

横浜DeNAベイスターズは6日、本拠地・横浜スタジアムで千葉ロッテマリーンズに4対3で劇的なサヨナラ勝利。これでセ・パ交流戦の成績は、7勝3敗2分で首位となった。

■大和内野手がチームを救う

先発の今永昇太投手はボール球が先行しながらも、6回4安打2与四球1失点の好投。勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りたが、8回に登板した山崎康晃投手が2死からの3連打で3対3の同点とされる。

横浜DeNAベイスターズ・大和選手

そんなチームを救ったのは、打撃好調の大和内野手。2死2塁のチャンスで迎えた9回の第4打席、益田直也投手の甘く入ったストレートを捉え、左翼フェンス直撃の劇的な2塁打を放った。

今季の打率は2割5分4厘も、交流戦に入ってからは3割5分7厘。その中で注目したいのは、7割を超える得点圏打率でチームの勝利に大きく貢献している。

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■4カード連続の負け越しなし

セ・リーグ最下位に沈むDeNAだが、交流戦は4カード連続負け越しなしの首位。それも、パ・リーグのAクラス(東北楽天ゴールデンイーグルス、福岡ソフトバンクホークス、千葉ロッテマリーンズ)相手にこの結果を予想した人は少ないのではないか。

勝ち続けている要因として、打線のつながりが挙げられる。チーム打率は2割9分3厘、本塁打は1位の21本を記録(2位は埼玉西武ライオンズの19本)。

しかし、チーム防御率は5.13とかなり不安定なのも事実。大差でリードしている場合でも失点を重ねて接戦となるパターンが多く、7勝のうち1点差ゲームは4つもあるのだ。

■交流戦の優勝が見えてきたDeNA

残り2カードとなった交流戦。残すゲームは、主力選手の離脱が相次ぐ埼玉西武ライオンズとパ・リーグ最下位の北海道日本ハムファイターズ戦。

ピンチで投手陣が粘り切ることができれば、初の優勝も見えてくるだろう。ファンのボルテージは静かにあがっている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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