スペインで最近、79歳の年金生活者の女性が孤独死した。近隣住民の悪臭の訴えがきっかけとなって腐乱した遺体が発見され、死後数ヶ月がたっていることが判明。
だが彼女が飼っていた愛猫の一部は生きていた。さらに、彼女が患っていたディオゲネス症候群とは…? 身震いするような話題を、スペインの『エル・ムンド』やイギリスの『Metro』などが報じている。
■アパートに漂うひどい悪臭
スペイン・マドリードのサン・クガート・デル・ヴァジェス通りにあるアパートで、コロンビアの出身のクララ・イネス・トボンさん(79)が孤独死した。
5月24日、近隣住民の「部屋からひどい悪臭が漂っている」という訴えに警察が出動し、変わり果てた姿のクララさんを発見。司法解剖により、死後3ヶ月以上が経過したものと推定されている。
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■腰から上の肉を失った遺体
クララさんは1996年からそのアパートに入居し、年金を受給しながら7匹の猫と暮らしていた。警察の到着時には、2匹が生存していたという。
現場検証を行った警察の職員は、「クララさんの遺体は腰から上の肉を失っており、かつて見たこともないおぞましい光景だった」と話している。猫たちは、飼い主の遺体をむさぼり食いながら生きていたと考えられるそうだ。
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Source: ニュースサイトしらべぇ