ある女性の愛犬が、庭の花の種を食べたことが原因で中毒死した。「飼い主は、庭や散歩道に生えている植物について、どうか正しい知識を」と女性は悲しみのなかで訴えている。イギリスの『Wales Online』などが報じた。
■花の種を食べた愛犬
イギリス・サフォーク州レンドルシャムで暮らすヘザー・グロックリングさん(35)は、レオナちゃん(14)、ジャスミンちゃん(12)、そしてオスカーくん(3)という3人の子供たちと、愛犬「モチ」の死に打ちひしがれている。
自宅の庭に咲いていたオーニソガラムという白い花の種を食べたモチが、中毒死してしまったのだ。
この花はユリ科の植物で、キリスト誕生の夜に光り輝いたという言い伝えがあることから、欧米では「ベツレヘムの星」という名で親しまれている。星の形をした白い花びらが可憐で、地域でも人気の植物の一つだという。
関連記事:保育所職員が赤ちゃんの腹を連絡帳代わりに… シングルマザーの女性が激怒
■庭の手入れの後に悲劇
18日、自宅の庭で遊んでいた際にモチはオーニソガラムの種を口にし、夕方にはぐったりして嘔吐。それですっきりしたように見えたため、ヘザーさんは一晩付き添って様子を見ることにした。
だが翌日、モチは歩けないほど容体が悪化。ヘザーさんが動物病院に急いで連れて行くも、手術台の上で昏睡状態となり、二度と目覚めることはなかった。
劇症肝炎を起こしていたといい、この2日前にヘザーさんが庭の手入れをした際にオーニソガラムの種子が舞い、地面に付着したことが原因だと考えられるという。
———
Source: ニュースサイトしらべぇ