東京五輪で来日の外国人はネット検索で観光三昧の可能性 行動管理の徹底は困難か

オリンピック・東京五輪

東京五輪・パラリンピックのため来日する海外の人々に関し、組織委員会の橋本聖子会長は「来日人数の削減、行動と健康の管理、医療体制の見直しを徹底させる」とした。

だが7万8千人もの関係者については、ワクチン接種状況や来日時の行動は完全には把握しきれない、彼らに厳しい行動規制を求めることは困難だという声は高まる一方だ。

■来日前にネットで情報収集

日本に行ったら何を楽しむかという外国人たちの視点で、「tips to enjoy japan」「how to enjoy japan」「what to do in japan」といった言葉に、東京五輪での来日を絡めた「during the Olympics」を添えてネットで検索してみると、さまざまな結果が出てくる。

旅慣れている人々はどこに出かけるときもネットで大量の情報を収集し、それをもとに現地では非常にアクティブに動きたがる。

海外ではこの機に、独特の文化や風情を味わえるとして人気の観光国である日本を、初めて訪れる人も大勢いるだろう。そしてワクチン接種を済ませ、「これで堂々と歩き回れる」と考えている人が大勢いるのだ。

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■猛暑の東京を離れ各地へ

検索の結果、圧倒的なトップとしてヒットするのは、長野県山ノ内町・地獄谷野猿公苑の『スノーモンキー・リゾーツ』が今月20日にアップデートした、 「Tokyo 2020:Traveling in Japan During the Olympics & COVID-19」という英語のページだった。

ここは、そもそも国際的観光地として人気だ。しかし東京五輪で来日ということもあり、長野県の宣伝に徹することなく、外国人向けのJRジャパンレールパスをはじめとする各種の割引チケット、猛暑の東京から離れる最高の日帰り旅行プラン、人気の地方観光地を巡る方法などが、美しい写真とともにたっぷり案内されている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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