マイクロソフト、『IE』のサポート終了を発表 今後の対応を心配するユーザーも

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(Rost-9D/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

米マイクロソフトは、19日(現地時間)、Webブラウザ「Internet Explorer 11」のサポートを2022年6月16日に終了すると発表した。

■サポート縮小の末に

Internet Explorerとはマイクロソフトが開発していたウェブブラウザで、1995年発売のOS、「Windows 95」以降は標準で搭載されており、「IE」の名称で親しまれていた。

昨年には「Microsoft 365」オンラインサービスでのサポート終了も発表され、主要アプリケーションでのサポートが徐々に縮小されていたInternet Explorer 11。長年愛されてきたブラウザだが今回、その終了が正式に発表された形となる。

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■後続ブラウザで対応

IEのサポート終了後の後続ブラウザには「Microsoft Edge」を推奨している同社。

Microsoft Edgeには従来のIEベースの Web サイトやアプリケーションにも直接アクセスできる、「Internet Explorerモード(IEモード)」が搭載されており、互換性についても対応しているとのこで、このモードで少なくとも2029年までサポートする予定としている。

■今後の対応を心配

このニュースを受けて20日のツイッターでは「IE終了」「Edge」など関連するワードがトレンド入り。

「IE、大変長いお付き合いでしたなぁ」「小さい頃はずっとIE使ってたからなんか寂しいね」「時の流れを感じる」といった感慨深いコメントが寄せられていたものの、ユーザーの関心は別の部分へ。

IEモードの2029年でのサポート終了を見越して、ユーザーからは「企業とか公的機関のメンテナンスしてるエンジニアさんが大騒ぎだろうなあ」「役所や会社のシステムどうするんだろ」と今後の対応について心配する声が寄せられていた。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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