誕生間もなく両親の虐待が原因で義足に 6歳男児の努力と思いやりを世界が支援

松葉杖・少年
(Photodisc/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

困難な状況を乗り越え、勇敢に行動し、人々に強い影響を与えたイギリス民を称える『プライド・オブ・ブリテン』賞。それを受賞した6歳の男の子が今、世界の大きな注目を集めている。

波乱万丈な人生にもめげず、常に頑張り続ける男の子の勇気あふれる生きざまを、同国のメディア『Mirror』や『Kent Online』などが報じている。

■生後1ヶ月で虐待を受ける

イギリスの『プライド・オブ・ブリテン』という栄えある賞を受賞したのは、ケント州キングスヒルに住む6歳のトニー・ハッジルくん。トニーくんは生後1ヶ月で実の両親から虐待を受け、かなりの重傷を負った状態で病院へ救急搬送された。

全身の数ヶ所に骨折が確認され、傷が細菌感染を起こし、敗血症を起こしたトニーくんの症状は重かったという。組織が黒く壊死した両脚は、切断を余儀なくされた。

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■トム・ムーア退役大尉に憧れ…

虐待を認めた両親は、有罪判決を受けて投獄。何とか一命を取り留めたトニーくんは、優しい里親に引き取られ、車椅子や松葉杖の生活がスタートした。

リハビリを受けるなか、トニーくんは昨年、100歳にして歩行器で毎日100歩も歩き、医療従事者のため47億円ほどの寄付金を集めることに成功したトム・ムーア退役大尉(今年2月に死去)の偉業に感銘を受けたという。

そして「自分にも何かできるのではないか」と考えたトニーくん。「松葉杖で自宅の庭を毎日100歩」と目標を掲げたチャリティーには世界中から応援の声が届き、続々と寄付が集まった。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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