コロナ禍で大きな影響を受けているのは飲食店だけではない。弘前市のアイス店では、弘前さくらまつり縮小の影響から、約5万人分が余ってしまった。しらべぇ取材班は、その原因について聞いた。
■例年の10分の1以下の来場者
弘前さくらまつりは、毎年4月23日から5月5日まで開催されて、通常期間中にさくらが満開となり約250から280万人が来場する一大イベントだ。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響から中止となり、今年も時間を短縮して開催した。
また、今年はさくらの開花が早く公園内は先月14日に開花。急遽4月17日から22日までを準まつり体制とし、でみせも出店させた。ところが19日には満開となり、本まつり中盤の29日には葉桜となってしまった。
さらに天候などの影響もあり、弘前市役所観光課によると今年の入場者数は約20万人と例年の10分の1以下になってしまった。これで大きな影響を受けたのが出店業者だ。
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■約5万人分が余ってしまった
藤田アイス店も例年通り一斗缶450缶(1缶約120人分)を準備し、まつりにのぞんだ。しかし、売れたのはたった20缶で、なんと約5万人分という壮絶な数のアイスが残ってしまった。
すいません…母ちゃん張り切り過ぎました…
母「だって今年さくらまつりあるって言ったからぁあああ!!!」
気合入れて作ったけれど、一斗缶アイスが430缶余ってるそうです…
え?一斗缶ってどのくらいかって?
100〜120人前でーす\(^o^)/ pic.twitter.com/lUHkZZq0yS
— 藤田アイス店 (@fujitaaisuten) May 10, 2021
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Source: ニュースサイトしらべぇ