「このままじゃ政治に殺される」宝島社の新聞広告が話題 込めた想いを聞いた

ファッション雑誌販売部数トップシェアの宝島社(東京都千代田区)は、11日の朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊3紙(全国版)に、企業広告「このままじゃ、政治に殺される。」を同時掲載。早くもSNS上で大きな反響となっている。

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■いまだに出口が見えない

宝島社は「新型コロナウイルスの蔓延から、すでに1年以上。しかし、いまだに出口が見えない。マスク、手洗い、三密を避けるなど、市民の努力にも限界がある。また、自粛が続き、経済は大きな打撃を受けており、厳しい孤独と直面する人も増えるいっぽう」。

企業広告
(画像提供:宝島社)

また、「医療の現場は、危険と隣り合わせの状態が続いている。真面目に対応している一人ひとりが、先の見えない不安で押しつぶされそうになり疲弊するばかり」と訴える。

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■怒りの声をあげるとき

さらに、「今の日本の状況は、太平洋戦争末期、幼い女子まで竹槍(たけやり)訓練を強いられた、非科学的な戦術に重なり合うと感じる人も多いのではないか」。

「コロナウイルスに対抗するには、科学の力(ワクチンや治療薬)が必要。そんな怒りの声をあげるべきときが、来ているのではないでしょうか」としている。

ネット上では、「良く言ってくれた!」「ほんとに政治に殺されている人がいる」「緊急事態宣言をだしておきながら、オリンピックはやる方向なのが理解不能」「政権中枢からは、危機感が感じられない」など、辛辣な意見が飛び交っている。

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Source: ニュースサイトしらべぇ

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