「暑気払い、滋養強壮には犬の肉が一番だ」などという言い伝えによって、アジアには犬食文化がいまだ続いている国がいくつかある。このたび韓国では、畜産農家に対する抜き打ち調査がきっかけで、50頭の犬が救出された。
『India Times』や『Mail Online』など海外の多くのメディアが報じている。
■併設の食肉処理場で処分
ソウルの約40km南に位置する韓国の龍仁(よんいん)市。16日、ある畜産農家から約50匹の中型・大型犬が救出されたことを当局が明らかにした。
行政機関の抜き打ち調査により、ある農場で犬肉を扱っていることが判明。農家は動物保護法違反で検挙され、犬たちはそのまま置き去りにされたという。もしも摘発されなければ、犬たちは17日に併設の食肉処理場でさばかれる予定だった。
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■食べ物も水も与えられず
犬の種類は多くがマスティフあるいは韓国原産の珍島犬(ちんどけん)で、狭いケージに押し込まれていた。食べ物や水も与えられず、栄養失調からくる皮膚病を患っている犬、自力で立てない、歩けないといった犬も多かったという。
また、通常は電気ショックで食肉処分していたというが、大型のナイフも押収され、極めてむごたらしい方法がとられていた可能性があるという。
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Source: ニュースサイトしらべぇ