ホタルイカが食べたいという5歳児のために夕飯に出した。最後1匹になってから、これがお耳でこれが触腕でこれがお口、と観察しながら「お腹の中で元の形に戻るかな」と言うので、何も考えずに、溶けて身体に吸収されるんだよと答えたら、5歳児の目に涙がみるみる浮かび、静かに泣き始めてしまった。
— ライ (@Mlagopus) April 25, 2021
それまでパクパク食べていたので気がついていなかったんだけど、最後の1匹をじっくり見ているうちにどうも愛おしくなってしまったらしい。抱っこして話をきいてから、辛いならお母さんが見えないところで食べるよと伝えたら、しばらく泣いた後、静かに席に戻り涙目で食べていた。食べるって難しい。
— ライ (@Mlagopus) April 25, 2021
何をどう言ったらいいのかわからなくて、食べるって難しいことだよね、でも食べないと生きていけないしね、でも難しいよね、と取り留めのない言葉ばかりをかけた。今まで水族館に行ったりドキュメンタリーを見た後でも躊躇いなく魚を食べていたし、今回初めて「食べる」を意識したんだと思う。難しい。
— ライ (@Mlagopus) April 25, 2021
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Source: オタクニュース