押井守「日本映画はもう末期症状、主演はアイドルで脇役はいつものおじさん連中、内容はアニメ漫画の実写ばかり」

1: 名無し募集中。。。 2020/12/14(月) 14:59:54.62 0
韓国映画を観るだけではなく、現場に行って映画と
関わった私の経験からいうと、韓国は役者の層が厚い。
主演級の男女優から、脇を固める個性派や
シブ目の役者までバラエティに富んでいる。
主役級になるとオーラがあるし、男優の場合は背も高く
立ち姿がきれい。女優はいうまでもなく華がある。
しかも、その多くがちゃんと動けて、ちゃんとアクションもできる。

『人狼』のキャスティング(カン・ドンウォンとハン・ヒョジュ)
には感心したし、映画のできはさておき『~VAMPIRE』の
ヒロインを演じた女優さん(チョン・ジヒョン)もとてもよかった。
キャスティングに幅があるというのは、映画界にとって
大きなアドバンテージになる。

一方、日本の場合、アイドル的な人気タレントが
主演を張り、脇を固めるのはいつものおじさん役者。
シリアスなドラマ系になると、主演はだいたい同じ顔触れ。
いつも同じ役者ばかりで作品の区別がつかないほど。
実写の場合はやはり役者ありき。その部分が充実
している韓国はやはり強いと思う。

今の日本の劇場は、追体験の場にしかなっていない。
人気アニメや漫画、ベストセラー小説の実写化ばかり。
オリジナルといえる作品とはほぼお目にかかれない。

それは何を意味しているかといえば、観客は
「知っているものしか見たくない」。彼らは、正体の
わからないものに金と時間はかけたくないということになる。

これは映画館としては末期的な状況だと、私は思っている。

https://news.livedoor.com/article/detail/19374410/

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Source: 哲学ニュースnwk

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